【体験談】残業45時間社会人が独学で応用情報技術者試験に合格!

IT系資格

この記事では、社会人である私が応用情報技術者試験に合格した体験談を紹介しています

IT知識を身に着けたい方、応用情報技術者試験を受けてみたい方、勉強方法を知りたい方はご覧ください。

内容は、応用情報技術者試験の概要や、応用情報技術者試験に合格した私の勉強方法について具体的に掲載しています。

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応用情報技術者試験の概要

以下に、応用情報技術者試験の概要を紹介します。

応用情報技術者試験とは

応用情報技術者試験は、ITに関する応用的な知識・技能を問う国家試験です。

基本情報技術者試験の上位資格にあたり、IT業界で中堅以上の技術者として働く上で必要な知識やスキルを身につけることができます。

応用情報技術者試験は、午前試験は四択問題、午後試験は記述式の試験となっており、毎年春と秋の年2回実施されます。
午前試験、午後試験ともに150分の試験時間となります。

午前試験は80問で構成されており、テクノロジ系50問、マネジメント系10問、ストラテジ系20問となっています。

一方午後試験は*分野ごとに11問出題され、その中から5問を選択して解答します。
ただしセキュリティの問題は解答必須のため、実際は10分野から4分野を選択する形となります。

*分野はセキュリティ、経営戦略、プログラミング、システムアーキテクチャ、ネットワーク、データベース、組込みシステム、情報システム開発、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム監査

応用情報技術者試験は受験資格がいらないため、誰でも受験することが出来ます。
ただしITの専門知識が必要となりますので、他の下位試験を受験した後に受験することをおすすめします

下記に基本情報試験およびITパスポートの受験体験談を紹介します。

応用情報技術者試験の合格率

応用情報技術者試験の合格率は、例年20%前後で推移していましたが、ここ最近は20%を超える年が多く、23%前後の合格率で推移しています

ただしこれは基本情報技術者試験やITパスポートと比べて合格率が低く、応用情報技術者試験を受ける受験者層を考えると難易度がよくわかります。

令和5年度春季試験の合格率は27.2%で、合格率が高くなっています。
この理由は、受験者数が減っているからだと推測しています

平成22年度には66,000人以上の受験者がいたのに対し、現在は49,000人程しか受験しておらず、合格者数が変わっていないからです。
そのため応用情報技術者試験は、現在合格しやすい試験となっています

合格者については、IT系の企業に勤めている方やIT職種に就いている方が多くを占めますが、農業や林業従事者や建設業の方、高校生までいるので、幅広い人が受験していることがわかります

そのためあなたがどんな職業・年齢であっても、受験してみる価値がある試験となっています。

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応用情報技術者試験の勉強時間

応用情報技術者試験の一般的な勉強時間は200~500時間と言われています。

具体的には、以下が勉強時間の目安となります。
・基本情報技術者試験の合格者や、IT業界で実務経験のある人は、200~300時間程度の勉強が必要
・基本情報技術者試験の未経験者や、IT業界で実務経験が少ない人は、500時間程度の勉強が必要

IT経験者でも200時間以上の勉強時間を必要としており、これは3ヶ月以上の勉強を継続していることになります

そのためIT未経験者の方や基本情報技術者試験を合格していない方が挑戦する場合は、基本情報技術者試験を先に受験するか、予備校や通信教材を使って受験することをおすすめします。

応用情報技術者試験に合格した体験談

以下に私が応用情報技術者試験に合格した体験談を紹介します。

私のプロフィール

私は2022年5月に応用情報技術者試験の勉強を開始し、12月に合格しました

大学では情報系を専攻しており、卒業後はそれを活かすためにIT企業でSE(システムエンジニア)として働いています。

日々の仕事と並行しながら、2022年5月に基本情報技術者試験(2022年2月から勉強開始)、12月に応用情報技術者試験に合格しました

情報系経験者ということもありますが、市販の教材等を使用しながら独学で受験しました。

応用情報技術者試験に挑戦したきっかけ

私が応用情報技術者試験に挑戦したきっかけは、以下の3つの理由からです

 ・IT業界では基本情報技術者の資格を保有しているだけではアドバンテージにならない

 ・基本情報技術者試験と被っている内容が多いため、連続で勉強することで時間の削減できる。

 ・20代前半の取得率が低いことから、周りの人に自慢できる

また、IT企業では基本情報技術者試験と同様、応用情報技術者試験の受験も推奨しており、基本情報技術者試験と比較しておおよそ3~5倍の資格手当をもらえる可能性が高いです。

応用情報技術者試験の勉強方法

以下に応用情報技術者試験に合格した私の勉強方法をご紹介します。

使用した教材・サイト

先述の通り、私は予備校等は利用せず、市販の教材を使って独学で勉強しました
使用した市販の教材は以下です。

テキスト:令和06年【春期】【秋期】 応用情報技術者 合格教本 [ 大滝 みや子 ]

演習用:令和06-07年 応用情報技術者 試験によくでる問題集【午前】 [ 大滝 みや子 ]

演習用:令和06-07年 応用情報技術者 試験によくでる問題集【午後】 [ 大滝 みや子 ]

応用情報技術者は基本情報技術者と比べると受験者数は少ないですが、同じシリーズの参考書を発行している出版社が多数あるため、種類が豊富です

ただし、価格は基本情報技術者の参考書より4割程度高いです。

私の選考基準は以下の通りです。
・基本情報技術者の参考書と同じシリーズであること。
・表や図が豊富であること
・網羅性が高いこと

また過去問の演習用に「応用情報技術者過去問道場」を併用していました。

1日のスケジュール

平日のスケジュール
当時は繁忙期だったこともあり、深夜まで残業という日もありましたが、1時間前後の勉強時間は確保していました
また昼休み中に30分程度過去問道場で演習をしていました

具体的な勉強時間は下記の通りです。

休日のスケジュール
平日は仕事で多忙だったため、休日は3時間程度の勉強時間を確保するようにしました
またリフレッシュも兼ねて趣味の散歩やランニングをするなど、モチベーションを維持していました。

具体的な勉強時間は下記の通りです。

受験までのスケジュール

私はおよそ4か月半で応用情報技術者試験に合格しました
実際のスケジュールは下記の通りです。

勉強開始から8週目
この期間は参考書「応用情報技術者 合格教本」を用いて知識をインプットしていました
学習の前半は1章ごとに「流し読み」→「章末問題」を繰り返し、後半は苦手分野を中心に再度復習しました

9週目から12週目
この期間は下記の教材を使用して、午前試験対策をしました
応用情報技術者 試験によくでる問題集【午前】
応用情報技術者過去問道場

応用情報技術者過去問道場」はスマホ1つで簡単に勉強できるため、電車での移動中や昼休憩などにひたすら反復演習を実施していました

13週目から18週目
この期間は下記を使用し、午前試験と午後試験の対策を並行して実施しました
応用情報技術者 試験によくでる問題集【午後】
応用情報技術者過去問道場

午前試験:7週目から10週目同様、過去問道場で反復演習を実施しました
午後試験:長文問題が出題されるため、家での勉強時間を確保してじっくりと演習に取り組みました

午前試験/午後試験の勉強時間の比率はご自身の習熟度や状況を見て調整してください。 

結果発表

応用情報技術者試験は記述式方式のため、結果はおよそ2か月後に開示されます。

私の得点は下記の通りです。
午前試験:68.75点(100点満点・6割合格)
午後試験:68.00点(100点満点・6割合格)

7割には届きませんでしたが、勉強時間が確保できない中しっかり合格できたので自信になりました!

まとめ

応用情報技術者試験と基本情報技術者試験との大きな違いは、午後試験が記述式であることです

過去問を解いた後は解説を読み、必要なキーワードは何か、模範解答の理由は何かをしっかりと確認することが重要です。

範囲は広いですが、基本情報技術者試験の内容と重複する箇所も多いため、しっかりと対策することで連続合格や同時合格を目指すことも可能です

ぜひ挑戦してみてください!

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