【体験談】日商簿記3級に2週間で合格した!私の勉強方法を公開!

会計系資格

この記事は、日商簿記3級に実際に合格した私の体験談を紹介しています。

簿記の勉強を始めたい方、会計・経理に興味のある方、簿記の勉強方法を知りたい方はご覧ください。

内容は、日商簿記3級の概要や日商簿記3級に2週間で合格した私の勉強方法などになります。

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1章:日商簿記3級の概要

以下に日商簿記3級の概要を紹介します。

日商簿記3級とは

日商簿記3級は、日本商工会議所が主催する簿記検定の3級です。

簿記とは、お金の流れを記録・管理する方法です。
そのため日商簿記3級を受験することで、お金の流れを記録・管理する方法を学ぶことが出来ます。

試験は商業簿記のみが出題され、試験範囲は簿記の基本原理や取引の仕訳、決算処理などがあります。 試験時間は60分で、70%以上の正解率で合格となります。

また受験資格は特になく、だれでも受験することが出来ます。 大学の推薦入試や就職などにも有利となる資格となります。

日商簿記3級の難易度は

日商簿記3級の難易度は、決して難しくはありません。
近年の合格率は40~50%前後で推移しており、受験者の約半数が合格しています。

2023年6月第164回目の統一試験(筆記試験)の合格率は34.0%、2023年4月~2023年9月のネット試験の合格率は39.0%とここ最近では合格率が低下していました。

ただ日商簿記3級は勉強せずに受験される方も多く、簿記の知識がまったくない初心者でも、しっかりと勉強すれば合格することができる試験なので、心配せずに挑戦してみてください。

日商簿記3級を取得するメリット

日商簿記3級を取得するメリットは、大きく分けて以下の3つです。

1. 就職や転職に有利になる
日商簿記3級は、簿記の基本的な知識や考え方を身につけることができる資格です。
そのため、経理や財務などの財務関連の業務に就きたいと考えている人にとっては、就職や転職の際に有利になります。

実際に、日商簿記3級の資格を取得していることを履歴書に記載すると、採用担当者から好印象を持たれることが多いようです。

2. ビジネスパーソンとしての基礎力を身につけることができる
簿記は、お金の流れを記録・管理する方法です。
そのため、簿記の知識を身につけることで、ビジネスパーソンとしての基礎力を身につけることができます。

具体的には、以下のスキルが身につきます。
・お金の流れを理解する力
・分析力/判断力
・計画力/実行力

これらのスキルは、ビジネスのあらゆる場面で役立つものです。

3. 税理士や公認会計士などの資格取得の基礎になる
税理士や公認会計士は、非常に人気のある資格ですが、その取得には簿記の知識が必須です。
そのため、日商簿記3級を取得しておくことで、これらの資格取得への道が開けます。

具体的には、日商簿記3級の試験範囲は、税理士や公認会計士の試験範囲の一部と重複しています。
そのため、日商簿記3級を取得しておくことで、税理士や公認会計士の試験対策に役立てることができます。

2章:日商簿記3級に2週間で合格した体験談

以下に私が日商簿記3級に2週間で合格した体験談を紹介します。

私のプロフィール

私は大学1回生の時に日商簿記3級に合格しました。

大学では経済学を専攻していましたが、簿記の知識はほぼない状態で勉強を始めました。

そのため1から教材を揃えて、独学で簿記3級の勉強を開始しました。

日商簿記3級を目指すきっかけ

私が日商簿記3級を目指したきっかけは、以下の2つです。

1.TACの公認会計士の説明会に参加した
私が日商簿記3級を目指したきっかけは、TACの公認会計士の説明会に参加したことです。
公認会計士の学習を始めるうえで簿記の知識が必要だと教えられたため、簿記の勉強をしようと始めました。

2.経理・財務の職業に就きたかった
私は大学を卒業後、経理や財務の職業に就きたかったため、その就職に有利となる日商簿記3級の勉強を開始しました。
そのため日商簿記3級に合格したら、2級や1級を受験し、就活を楽に進めようと考えていました。

日商簿記3級の勉強方法

以下に、私が日商簿記3級に合格した勉強方法をご紹介します。

使用した教材

日商簿記3級では予備校を利用せずに、大学生協で教材を買って独学で勉強していました。

下記に使用していた教材をご紹介します。
・スッキリわかる 日商簿記 テキスト&問題集 3級


・合格するための本試験問題集 日商簿記3級

1日のスケジュール

私は大学生でしたので、1日1時間ほどの勉強時間を確保するようにしていました。
ただし飲み会やサークルなどの大学生らしい生活もしていたので、特定の勉強時間を抑えるというよりも、時間の合間に勉強していた印象です。

具体的なスケジュールは下記のとおりです(朱色が勉強時間です)。

日商簿記3級の受験戦略

私の考える日商簿記3級の受験戦略は「とにかく電卓をたたく」です。

日商簿記3級の勉強を開始したばかりは、電卓の使い方に慣れておらず、問題を解くのにも相当な時間がかかっていました。
そのため、とにかく電卓をたたいて、問題を解く時間を早くできるように心掛けてください。

受験までのスケジュール

私が実際に日商簿記3級に合格した際の全般的なスケジュールは下記のとおりです。

開始6日目まで
開始6日目までは「スッキリわかる 日商簿記 テキスト&問題集 3級」を使って知識のインプットに時間を使いました。

この期間は会計用語(減価償却費、資産・負債など)を覚えるのに苦労しましたが、会計用語を覚えないと問題が解けないので、きちんと覚えるようにしましょう。

開始7日目から本番まで
開始7日目から本番までは「合格するための本試験問題集 日商簿記3級」を解くことで、アウトプットに時間をあてました。
ここで本番形式の問題にあたることで、本番で焦ることなく問題を解くことが出来ました。

3章:まとめ

日商簿記3級は、難易度の低い試験であり、勉強しなくても合格できると思われがちな試験です。
しかし164回目(2023年6月)の統一試験では合格率が34.0%と3人に1人しか合格していない試験となります。

そのため簡単だから勉強したくても良いと高をくくることなく、真剣に勉強に取り組んでください。
皆様が合格できるように応援しています。

【会計系資格体験談】

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