【体験談】社会人がITパスポート試験に2週間で合格した!就職・転職で有利になるITパスポートの取得方法とは?

IT系資格

この記事では、社会人である私がITパスポートに実際に合格した体験談を紹介しています。

IT未経験だけどITの勉強を始めたい方、IT系企業への就職・転職が決まった方はぜひご覧ください。

内容は、ITパスポート試験の概要やITパスポート試験の勉強方法などを記載しています。

また独学での勉強が難しい方や勉強を続けられる自信のない方にはLEC(レック)がおすすめです。

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ITパスポート試験とは

以下にITパスポート試験の概要をご説明します。

ITパスポート試験の概要

ITパスポート試験は、ITに関する基礎知識を問う国家資格です。
現代ではITの進歩が著しく、ITを活用してビジネスを展開する企業が増えています。

そのため、ITに関する基礎知識を身につけた人材の需要が高まっており、ITパスポート試験は、IT企業への就職・転職に有利となる資格として注目されています。

ITパスポート試験は、CBT方式で実施されます。
CBT方式とは、コンピュータを用いて受験する方式のことで、解答はキーボードやマウスで入力します。

試験時間は120分、出題数は100問です。
試験内容は、大きく分けて「ストラテジ系」「マネジメント系」「テクノロジ系」の3つに分かれています。

・ストラテジ系:法務、経営戦略、システム戦略など
・マネジメント系:システム開発、プロジェクトマネジメント、システム監査など
・テクノロジ系:アルゴリズム、データベース、セキュリティなど

合格基準は600点以上、かつ、各分野ごとに300点以上取得する必要があります。
詳細はITパスポート試験の公式サイトに記載ありますので、ご覧ください。 https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/about/range.html

ITパスポート試験の合格率

ITパスポート試験の合格率は、例年50%前後で推移しています。
IPA独立行政法人 情報処理推進機構によると令和4年12月度の合格率は50.7%です。

その内訳は社会人が53.7%、学生が40.4%となっています。
社会人の方が合格率が高いという珍しい試験結果になっていますが、これは①社会人の方が熱心に勉強している②IT経験者の社会人が受験しているからではないかと推測しています。

合格率は50%と高い水準にある試験ですので、やってみる価値が高い試験だと思います。

ITパスポート試験の勉強時間

ITパスポート試験に合格するために必要な勉強時間は、個人の学習状況や理解度によって異なります。
一般的には、ITに関する知識が全くない人でも、100~180時間程度の勉強で合格できると言われています。

勉強時間の目安としては下記になります。
ITに関する知識が全くない人 100時間~180時間
ITに関する基礎知識がある人 60時間~120時間
ITに関する知識が豊富な人 30時間~60時間

私はITに関する知識が全くありませんでしたが、2週間の勉強で合格しましたので、勉強時間は人それぞれです。

ITパスポート試験を取得するメリット

ITパスポート試験を取得するメリットは、大きく分けて以下の3つです。

1.ITに関する基礎知識を身に着けることが出来る
ITパスポート試験は、ITに関する基礎知識を問う試験です。
ITに関する知識を身につけることで、IT業界で働く際に役立つだけでなく、ビジネスの現場でも役立つ知識が身につきます。 

2. IT企業への就職・転職に有利になる
IT企業への就職・転職を希望する場合、ITに関する基礎知識を身につけていると就職後・転職後に有利となります。
そのためITパスポート試験の取得は、ITに関する基礎知識を証明するものとして、就職・転職の際に有利に働く可能性があります。

3. キャリアアップにつながる
ITに関する知識を身につけることで、IT業界でのキャリアアップにつながります。
ITパスポート試験の取得は、キャリアアップの第一歩として、大きな役割を果たします。

ITパスポート試験に2週間で合格した体験談

以下に私がITパスポートに合格した体験談を紹介します。

私のプロフィール

私は23歳の社会人2年目の時にITパスポート試験に合格しました。

大学では経済学を専攻していて、卒業後はメーカーで法人営業職として働いていました。
営業の仕事と並行して、ITパスポート試験の勉強を開始しました。

また勉強を始める前にITに関する知識は全く無かったです。
しかし予備校などには通わずに、市販の教材を使って独学でITパスポートを受験しました。

ITパスポート試験に挑戦したきっかけ

私がITパスポート試験に挑戦したきっかけは、IT企業への転職が決定したからです。
私は今までITに関する知識が全くなかったため、ITのスキルを身に付けて、転職先の企業で活躍したいと思い、ITパスポートの試験に挑戦しました。

またIT系の試験の登竜門と言われるITパスポート試験を受験することで、次の基本情報技術者試験や応用情報技術者試験の練習になると考え、ITパスポート試験に挑戦しました。

ITパスポート試験の勉強方法

以下に、ITパスポート試験に合格した私の勉強方法をご紹介します。

使用した教材・サイト

私はITパスポート試験では予備校を使用せずに独学で勉強していました。

そのため私が独学した際に使用した教材・サイトをご紹介します。
かんたん合格 ITパスポート教科書&必須問題


ITパスポート過去問道場

「かんたん合格 ITパスポート教科書&必須問題」をテキストとして使用し、「ITパスポート過去問道場」を問題演習に使用していました。

1日の勉強スケジュール

平日のスケジュール
私は社会人でしたので、平日は2時間の勉強時間を確保するようにしていました。 具体的なスケジュールは下記のとおりです(朱色が勉強時間です)。

休日のスケジュール
平日は仕事をしていて時間が取れなかったので、休日は1日4時間の勉強時間を確保するようにしていました。
休日は昼に外出することも多く、その場合は昼の分の勉強を朝に回すといった工夫をしていました。

受験までのスケジュール

私が実際にITパスポート試験に合格した際のスケジュールは下記のとおりです。

勉強開始から6日目まで
勉強開始から6日目までは参考書「かんたん合格 ITパスポート教科書&必須問題」を用いて知識をインプットしていました。
この期間の前半は、パラパラとページを軽く見る程度に1周して勉強し、後半では理解出来なかった単元をじっくり理解するのに時間を使いました。

勉強開始7日目から本番まで
勉強開始から7日目から本番までは「ITパスポート過去問道場」を用いて知識をアウトプットしていました。
この期間にどれだけ問題を解くかによって合否が分かれると思います。

まとめ

ITパスポート試験は合格率が高い試験です。
しかし落ちる人がたくさんいるのも事実です。

そのため簡単な試験だと甘く考えることなく、きちんと勉強する必要があることを忘れないでください。
皆様が合格出来るように応援しています。

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